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インタビュー

スポンサーになったきっかけや当時の思いを教えてください

（セルバ事業所永田さん：以下、永田さん）セルバが開業した1999年からスポンサーとして参加しております。同年はベガルタ仙台もブランメル仙台から改称されて、泉中央エリアにとってもさまざまな変化が訪れた年でした。ベガルタ仙台と一緒になってホームタウンである泉中央エリアをはじめ、宮城県全体をサッカーで盛り上げていきたいという思いから、開業以来25年間、スポンサーを続けさせていただいております。

これまで開催したコラボイベントで印象的なエピソードはありますか？

（セルバ事業所・前さん：以下、前さん）2022年12月に開催した「セルバにユアスタがやってくる」ですね。選手ロッカーやの記者会見ブースの再現、集合写真パネルなどおもしろい企画が満載でした。なかでも「中山選手と伊達武将隊による戦術トークショー」、あれは中山選手の武将姿が見事にハマっていて圧倒されたのを覚えています。

武将姿の中山選手…！どうやって企画が実現したのですか？

（ベガルタ仙台広報スタッフ）中山選手が加入時に「顔は戦国武将みたいで怖そうですが、根は優しいのでいっぱい話しかけてください」とコメントし、ファンやサポーターはもちろん、社員のあいだで話題になっていました。この機会だからと、イベントの担当者が伊達武将隊とコラボしたらおもしろいんじゃないかと中山選手に打診してみたら、意外とノリノリで受けてくれました(笑) 実施までのスケジュールは厳しかったのですが、セルバさんも相談に乗ってくださって、実現することができました。

（前さん）甲冑着てこの見た目で、サッカーの戦術でしょう…？企画が突き抜けていておもしろかったです。ほかのクラブチームにはないかもしれませんね(笑) これまで開催したイベントのなかでも一番熱量が高かったかもしれないですね。

ベガルタ仙台の企画をセルバで実現する、まさに阿吽（あうん）の呼吸ですね

（ベガルタ仙台広報スタッフ）企画運営しているスタッフにとって、シーズン後にイベントをするとなったときに、ファン、サポーターにとって一番親和性がある場所はやっぱりセルバさんのセンターコートでした。「こんなことをやりたい」と伝えるとドーンと楽しんで受けてくださったのがありがたいですね。

多くのサポーターがセルバへ訪れると思いますが、サポーターの印象はどうですか？

（永田さん）ベガルタ仙台のサポーターのみなさまは、とにかく熱心だということに尽きますね。デイゲーム、ナイトゲームに関わらず、朝からユニフォームを着たサポーターのみなさまを館内でお見かけすることが多く、試合開始を待ちきれないという熱い気持ちを感じます。なかには、「白星をつかむ」というゲン担ぎで、試合前に必ずホワイトモカのドリンクを買って行かれる方もいらっしゃるんですよ。我々もベガルタシャツを着て館内を回ったりすると、サポーターの方と「今日は絶対勝てるよね！」なんて盛り上がったりして、試合の日はお祭りが来たような気分ですね。

セルバの従業員のなかにも、熱心なサポーターがいらっしゃるとか？

（前さん）そうなんです。とあるレストランには、ランチタイムの営業が終わったら、休憩時間を返上してスタジアムで観戦して、そして戻ってディナーの仕込みをする、なんていうスタッフもいるんですよ。お客さまはもちろんですが、従業員のなかにも熱心なサポーターがいるので、一体感があって働いていて楽しいですね。

今シーズンのチームの印象はどうですか？

（前さん）森山監督に来ていただいて、チーム全体も若手が多くなって、昨年よりも前に向かう姿勢や思い切って戦っているのが伝わってきて、とてもワクワクします。YouTubeの広報カメラで、チームの裏側や練習風景などそれまでの過程が見れて、自分はその場にいないけれどチームと同じ気持ちになれて、一体感を感じられるようになったのも大きいと思います。

好きな選手はいますか？

（永田さん）DFの真瀬選手ですね。私も小学生のころサッカーをやっていて、ポジションが同じだったこともあり、試合中どうしても目で追ってしまいますね。それに加えて、セルバ25周年記念のコラボ企画で館内放送をやっておりますが、第1弾に真瀬選手に出ていただいた縁もあって、私の最推し選手です。

館内放送で選手はどんなことを喋るのですか？

（永田さん）食品フロアにある食彩館のおすすめ商品を紹介していただいております。「私はこれが好きです！」といった形で、第1弾は唐揚げ弁当とコッペパンを紹介していただきました。12月まで全部で第4弾を予定しております。お買い物をしながら選手たちの声を楽しんでいただけますよ。

同じ泉中央エリアを盛り上げる同志として、これから一緒に取り組みたいことはありますか？

（前さん）セルバ・セルバテラスは年間730万人以上のお客さまにご来館いただいておりますが、なかにはユアスタに来場したことがない方も多くいらっしゃると思います。スタジアムはすぐそこですし、つなげていけたらうれしいですね。ほかには、いま共同でやっている周年プロモーションや地域活動を通じて、泉中央エリアににぎわいを与えられるようなイベントを一緒に取り組めたらと考えております。

最後にクラブ設立30周年に際してメッセージをいただけますか？

ベガルタ仙台の関係者の皆さま、ベガルタ仙台を愛してやまないサポーターの皆さま、この度はチーム創立30周年おめでとうございます。我々セルバ泉中央も今年で25周年の節目を迎えることができました。これからもベガルタ仙台と一緒に泉中央エリアをはじめ、宮城県全体を熱く盛り上げていきます。J1昇格を目指して「一致団結」して後半戦を戦い抜きましょう！！